〇日時:2024年12月2日(月)13:00~14:20
〇主催:情報処理学会東北支部
〇共催:秋田大学大学院理工学研究科,秋田大学大学院先進ヘルスケア工学院
〇場所:オンライン
〇講師
松田 克巳 氏
(株式会社フォーラムエイト 執行役員)
〇演題
「デジタルツイン,メタバースを実現する日本発!VRCG ソフトウェア活用事例」
〇概要
サステナブルな社会の実現に向けて,デジタルツインやメタバース技術は,都市計画,自動運転,製造業等さまざまな分野で活用が進んでいます。これらの技術は,フィジカル(物理)モデルに代わるシミュレーション環境として実験・訓練等で利用されていますが,関連するソフトウェア技術やハードウェア技術の進化に伴い,その活用範囲も拡大しています。
本講演では,3D 都市モデルや点群データ等のオープンデータを活用した都市のデジタルツイン構築事例を紹介します。また,その環境を活用した建設機械や交通関連プロジェクトの具体的な取り組みについても解説します。自動運転分野では,ROS/ROS2 などのミドルウェアとの連携によって実現する高度なシステムの事例を紹介します。
さらに,メタバースとGPS 情報を用いた自動運転車両・建設機械の遠隔モニタリングの事例や,3D 機械設計CAD データと連携した加工機械のメタバース活用についても触れます。
最後に,Web4.0 の時代を見据え,メタバース・デジタルツイン,XR 技術に加えて,NFTやAI 技術の活用に関する展望も紹介し,今後のソフトウェア技術の可能性についてお伝えします。
関連リンク:
・情報処理学会東北支部「情報処理学会東北支部講演会のご案内」
・人間情報工学コース「情報処理学会東北支部講演会を開催します。」