一期生日誌【3】入学して1か月が経過し、大学生活に慣れてきました!(2025年5月分の報告)

5月13日「ユースウェア」第6回『安全講習,メンタルヘルスケア』(担当:水田敏彦教授、学生サポートルーム)

水田教授は、学生のメンタルヘルスと生活の安全を守ることの重要性を訴え、防災対策の必要性を説明しました。また、地震のリスクやその対策について詳しく解説し、学生に対しては防災対策の実践と防災情報ツールの活用について考える課題が出されました。さらに、自然災害への備えの大切さにも触れ、日頃から家庭でできる防災対策の実施を呼びかけました。

本日の初年次ゼミでは、学生生活の中で生じる悩みやストレス、その対処法など、メンタルヘルスケアに関する動画も視聴し、心の健康について理解を深めました。

5月20日「ユースウェア」第7回『キャリア教育』

第7回は、トヨタ自動車株式会社 TQM推進部・伊藤晃人氏による講演が行われました。講演では、「N=1」の視点の重要性やご自身のキャリアに加え、データサイエンス人材の育成やコミュニティ運営に取り組む中で得た知見が紹介されました。また、データサイエンスの多様な専門分野とその役割、そして分野間の連携の必要性についても説明されました。さらに、企業におけるデータ活用の現状と課題、そしてAIや機械学習の実践的な応用事例についても触れられ、学生は深い関心を持って耳を傾けていました。

5月27日「ユースウェア」第8回『消費者教育』(オンデマンド)

第8回は、オンデマンド形式で実施されました。オンデマンドとは、学生が自分の都合のよい時間に講義動画を視聴して学ぶスタイルです。今回の講義では、大学生活を送る上で避けて通れない「契約」や「お金」に関する基礎知識を学びました。あわせて、それらに関連する消費者トラブルや悪質商法についても取り上げられました。さらに、若者に多いネットショッピングにおけるトラブル事例なども紹介され、身近なリスクへの理解を深める内容となっていました。

5月17日情報データ科学部・総合環境理工学部設置記念式典

5月17日、秋田大学では「情報データ科学部・総合環境理工学部設置記念式典」が開催され、関係者や新入生など約350人が参加しました。式典では、南谷学長をはじめ、多くの来賓から御祝辞が寄せられ、新設された両学部への高い期待が感じられました。また、両学部長がそれぞれの学部の概要を紹介しました。

続く記念講演会では、TDK株式会社 専務執行役員・佐藤茂樹氏が「未来を創る技術」と題した講演を行い、同社のこれまでの歩みを紹介しながら、両学部への期待とエールを送る内容が語られました。参加者は真剣な表情で耳を傾け、講演後の質疑応答では学生からの活発な質問も寄せられ、盛況のうちに幕を閉じました。


4月、秋田大学手形キャンパスでは桜が満開となり、春の訪れを感じさせてくれました。そして5月は、藤の花が見ごろを迎え、正門前には美しい“藤のカーテン”が広がりました。四季折々の花が彩る手形キャンパスでは、季節の移ろいを身近に感じることができます。

文責:白井光講師(2025年度 新入生学年担任)