秋田大学大学院理工学研究科博士前期課程2年の伊東和磨さんが筆頭著者を務める論文が、国際学術誌『Digital』に掲載されました

秋田大学大学院理工学研究科博士前期課程2年の伊東和磨(Ito Kazuma)さんが
筆頭著者を務める論文が、国際学術誌『Digital』に掲載されました。

【論文題目】
A Local Edge Companion Architecture for Human-Aware Communication
and Service Augmentation in Cloud-Controlled Service Robots
(和訳:クラウド制御型サービスロボットにおける、人を考慮したコミュニケーション
 およびサービス拡張のためのローカルエッジコンパニオンアーキテクチャ)

【著者】
伊東 和磨、内海 富博、LAN Tianjia、LU Min、佐々木 一織、佐藤 諒、有川 正俊

【掲載URL】
https://doi.org/10.3390/digital6040088

【概要】
 本研究では、PUDU Robotics Japan社の配膳・搬送ロボット「BellaBot Pro」を
対象に、ロボット本体を改造せず、安全性とセキュリティを保ったまま機能を拡張
する仕組み「LSCRx」を開発しました。
 移動や搬送は従来のクラウド制御に任せ、人の認識やコミュニケーションは、
ロボットに取り付けたスマートフォンや近くのPCで処理します。スマートフォンを
「外付けの知能」として身につける、いわば「ロボットのためのウェアラブル
コンピューティング」です。
 この方法により、既存のロボットを買い替えたり、大がかりに改造したりすること
なく、人を認識し、状況に応じて働きかける機能を追加できます。
 実験では、その実現可能性と有効性を確認しました。LSCRxは、既存ロボットの
安全性を守りながら、「物を運ぶロボット」を「人に寄り添うロボット」へ発展
させる、他のサービスロボットにも応用可能な枠組みです。